鉄分の働き・役割とは

体内における鉄分の働き・役割とは

鉄分の説明をする女医

 

貧血予防に効果のある鉄分は、しっかりと摂取することが大切だといわれています。ですが、実際には不足しないほうがいいということは知っていても、鉄分が体の中でどんな働きをしているのか知らない方も多いのではないでしょうか。

必須ミネラルの一つ

体の中の鉄分の働きを知る前に、鉄分というものがどういうものなのかを知っておくことも大切です。鉄というのは、必須ミネラルの一つで赤血球を作る手助けをしてくれています。体の中では酸素を運ぶのに必要な鉄と、体の中を機能させるために必要な鉄が不足したときに使われる貯蔵鉄の2つの種類があります。

 

女性は特に、鉄分が不足しがちで貧血になる方も少なくありません。また、自分自身が鉄分が不足していることに気づいていない隠れ貧血の方も少なくないといわれています。鉄は貧血の予防効果に加えて疲労回復効果もあります。

体の中での鉄の働き

体の中で鉄というのは、酸素を運搬するというのが一番大きな仕事になります。鉄はヘモグロビンの材料になるので鉄分が足りなくなってしまうと、血液の中のヘモグロビンが少なくなるのはもちろんのこと、赤血球自体の数も減ってしまいます。

 

この状態を鉄欠乏症貧血と呼びますが、貧血になってしまうと十分な量の酸素を送ることができなくなってしまうため、集中力にかけたり頭痛やめまい、倦怠感などの症状が現れてしまうことがあります。また、筋肉の赤い色素であるミオグロビンの材料にもなっているのが鉄分です。鉄分が不足してしまうと、筋肉を作ることができなくなったり筋肉の収縮が弱くなって筋力低下を招く恐れもあります。

 

その他にも、「エネルギーを作る」「神経伝達」「コラーゲンの合成」など、鉄分は様々な働きをしてくれています。

貯蔵鉄としての働き

鉄分の中には貯蔵鉄として働くものもあります。使われることがなかった鉄は、フェリチンという成分に変わります。フェリチンになった鉄は蓄えられて、体内の鉄分が不足するとフェリチンが分解され、ヘモグロビンやミオグロビンの材料となって働いてくれます。

 

なので、単発的に鉄分が体の中で不足したとしても、すぐに貧血になったり集中力が低下したり頭痛が起こるなどといった症状は現れないので心配することはあまりありません。ですが、継続して鉄分が不足している状態が続いてしまうと、貯蔵鉄自体も少なくなって、様々な症状を引き起こすことになりますから、毎日必要な量の鉄分をしっかりと補っていくことが大切です。

 

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